糖尿病患者さんへ ~災害時に備えておきたい薬・インスリンの管理~|こうふ糖尿病健康クリニック|甲府市の内科・糖尿病内科・内分泌代謝内科

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糖尿病患者さんへ ~災害時に備えておきたい薬・インスリンの管理~

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2026年8月08日

糖尿病患者さんへ ~災害時に備えておきたい薬・インスリンの管理~

地震や台風、大雨などの災害時は、普段どおりの生活や治療を続けることが難しくなることがあります。特に糖尿病の治療を受けている方は、薬やインスリンが途切れないよう、日頃から備えておくことが大切です。

●普段から備えておきたいこと

・糖尿病の薬やインスリンは、1~2週間分程度の予備を準備しておきましょう。

・お薬手帳や薬剤情報提供書は、すぐ持ち出せる場所に保管し、スマートフォンで写真を撮っておくのもおすすめです。

・使用している薬やインスリンの名前、量、注射の回数をメモしておくと安心です。

●インスリンを使用している方へ

停電などで冷蔵庫が使えなくなることがありますが、使用中のインスリンは一般的に室温(30℃以下)で約4週間保存できるものが多くあります。

ただし、

・直射日光を避ける

・高温になる車内などには置かない

・凍結させない

ことが大切です。

※製剤によって保存方法が異なるため、普段からご自身のインスリンの保管方法を確認しておきましょう。

●災害時でも自己判断で薬を中止しない

「食事があまり食べられないから」と自己判断で薬やインスリンを中止すると、血糖値が大きく乱れたり、糖尿病ケトアシドーシスなど重い合併症につながることがあります。

一方で、食事量が極端に減った場合には、薬の調整が必要になることもあります。

体調や食事量に不安がある場合は、できるだけ医療機関やかかりつけ医へ相談しましょう。

●低血糖への備えも忘れずに

避難生活では食事の時間や内容が不規則になり、低血糖が起こりやすくなることがあります。

飴やブドウ糖、ジュースなど、すぐに糖分を補給できるものを非常用持ち出し袋に入れておくと安心です。

●災害時に体調が悪くなったら

次のような症状がある場合は、早めに医療機関を受診しましょう。

・血糖値が高い状態が続く

・強い喉の渇きや尿量の増加がある

・吐き気や嘔吐、腹痛がある

・意識がもうろうとする

・低血糖症状(冷や汗、手の震え、動悸など)が改善しない

●まとめ

災害時は、薬やインスリンを継続することが健康を守るためにとても重要です。普段から「薬の予備」「お薬手帳」「低血糖対策」を準備しておくことで、万が一のときも落ち着いて対応できます。

日頃の備えが、ご自身とご家族の安心につながります。

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